桜修館絶対合格ブログ
桜修館に必要な計算力
こんにちは。
今日は、一般的な私立入試で求められている計算力と、
桜修館中等で求められている計算力の違いについて、
まとめていきます。
両者が求めている計算の違いは、一言でいうと、
「日常生活に即した計算を必要としているかどうか」
とまとめることができそうです。
私立入試の大問1にでてくるような小問の場合、
多くは、人工的に難しく作られた問題となっています。
小数と分数が混ざっているもの、
かっこが何重にも折り重なるようについているもの、
計算の順序を工夫しないと解答することが極端に難しくなるもの、
など、いかに効率よい計算方法を見つけることができるか、
を重視した問題が多い傾向があります。
これに対し、桜修館中等では、日常生活にありふれているような、
自然な数値の計算が求められます。
例えば数年前の桜修館適性検査では、
ある架空の区の人口・区の面積・公園の面積といった、
いかにも日常にありそうなデータが出題されています。
そして、求められる計算はただひとつ。
ある数 わる ある数 という、単純な割り算です。
計算手順も何もありません。
ただ、2つの数同士を、「割る」ことさえできればいいのです。
ただし、桜修館のほうが計算が簡単、というわけではありません。
割る数、割られる数ともに、6~7桁の大きな数となっています。
また、分数ではなく、小数での解答を必要とされることもあります。
さらに、それらの値の比較を求められることもあるので、
ある程度の正確さが必要です。
したがって、
「自然に、社会のなかに転がっている大きな数」
を、
「いかに正確に割ってあげるか(概算でもいいので)」
が、桜修館の計算対策としては重要になってくるでしょう。