桜修館絶対合格ブログ
模試の結果はあくまでも目安
桜修館受検生のみんさん、こんにちは。
さて、模試ではなぜ、大量の問題が出題されるのでしょうか。
その一番の理由は、様々な学校の入試に
対応しなくてはいけないという模試の性質上、
できるだけ多くの分野から
出題しなければならないというのがあります。
これは公立中高一貫校向けの模試でも例外ではありません。
また、一万人以上という多くの受検生に
点数による順位をつけなければならないのですが、
問題の量を多くしたほうが差をつけやすいというのもあります。
さらに、採点の都合上、記述式の問題が少ないというのも
大手塾で主催される模試の特徴のひとつです。
その結果、大手塾の模試は、
どの中学の入試とも違う内容になってしまうのです。
つまり、実際に受験する中学の出題傾向とは全く異なります。
ですから、模試の結果で判定された合否の可能性は
あくまでも目安だということを覚えておいて下さい。
なので、そこで一喜一憂する必要は全くありません。
もし、結果が悪かったとして、ここで
「次の模試では絶対に偏差値をあげるぞ」
とモチベーションを高くできるならいいのですが、
「この程度の勉強で大丈夫だ」と安心してしまう。
また、「もう勉強はしたくない。第一志望はあきらめよう」
などと弱気になってしまえば、
模試を受けることが逆効果になってしまいます。
あくまでも、模試の内容は志望校の出題傾向とは異なり、
この結果がそのまま受検に反映するわけではない
という事を忘れないで下さい。