桜修館絶対合格ブログ
桜修館作文試験に有効な物語文の読解について考える
桜修館受験生のみなさん、保護者の皆様、こんにちは。
昨日は桜修館受験の文系分野における説明文の読解について考えてみました。
今日は他者の心情を理解し、作文の得点アップにもつながる
物語文の読解について考えてみたいと思います。
物語文でなにより大切な部分は、
登場人物の心情の読取です。
段落ごとの心情の変化をしっかり理解し、
会話文に注目し、それぞれの人間関係と
性格を把握しなくてはなりません。
説明文は語句が難解で一見難しそうにみえますが、
ほとんどの場合筆者に主張はひとつで、
型をしっかり覚えれば、答えを導き出せる仕組みになっています。
それに比べ物語文は、文章はわかりやすいのですが、
その中に表れていない部分まで
読み取らなくてならないので、とくに文字数の多い記述で
苦労している生徒も多いのではないかと思われます。
文字数の多い記述の攻略法としては、
まず主述関係を明確にする。
そして、原因と結果で文章を構成するというのが
なにより重要になります。
段落ごとの心情の変化に加え、
情景描写や、時の変化にも気を配らなくてはなりません。
慣れるまでは大変だと思いますが、
これらをしっかり体得し、作文の苦手意識を克服して下さい。