桜修館絶対合格ブログ
桜修館受験攻略法 間違えた部分を活かして知識を増やす
桜修館受験生のみなさん、保護者の皆様、こんにちは。
今日は脳科学に基づいた効果的な勉強法について
考えてみたいと思います。
人間の脳にはミスした部分が
記憶として残りやすい性質があります。
調子よくうまくいっている時の
記憶はあまり残りませんが、
間違えて、悔しいという思いや、
しまったという驚きで、
その部分が鮮明に記憶されるのです。
これは、脳の扁桃体(へんとうたい)
という部分の働きになります。
この脳の仕組みを利用した勉強法があります。
普段ならテキストの内容を熟読し、
一生懸命覚え、知識を万全にするような姿勢で
問題に取り組むというのが当たり前だと思います。
しかし、この勉強法では、
テキストにざっと目を通した程度で
問題に取り組んでみましょう。
もちろんかなりの確率で
間違える事になると思います。
そこで、この脳の間違えた部分は記憶に残りやすい
という性質を生かすのです。
言い換えれば、
間違えながら知識量を増やしていくという勉強法です。
ポイントとしては間違えた箇所をそのままにせず、
しっかりと見直す事です。
問題の解説を読んで理解するのはもちろんの事ですが、
かならず、どのように間違ったのか
テキストから見直すようにしましょう。
そうすれば、記憶力が上がったところで、
足りない部分を補う事が出来るからです。
そして、さらにその部分がどのように出題されていたかも
しっかりと覚えるようにしましょう。