桜修館絶対合格ブログ
桜修館作文攻略法、要約する力を養う
桜修館受験生のみなさん、保護者の皆様、こんにちは。
さて、桜修館の他の公立中高一貫校との
一番の大きな違いは、
独立した作文試験があるかどうかという点です。
桜修館の作文試験では、500字から600字以内という
文字制限のなかで、自分の考えを分かりやすく表現しなくてはなりません。
しかし、小学生の活字離れの深刻な社会問題化している昨今、
作文が苦手という生徒も多いようです。
桜修館受験生の中にも
普段から活字に親しんでないせいか、
苦手意識から抜けられないようです。
着眼点もよく、自分を客観的に見つめる力
も兼ね備えている生徒も多いのに、
自分の溢れる気持ちを整理するのが、
うまくいかず、規定の文字数にまとまりません。
とても、もったいないく思いました。
「気持ちを整理する」
国語的観点からすれば、「要約」
ということになります。
この力を養うのに最も効果的なのは、
新聞の一面にある「編集後記」
(朝日新聞なら、「天声人語」ですね)
を毎日読む事だと思います。
短い文章の中に
記者の溢れる思いと、客観的に事実を見つめる
鋭い視線が、見事に集約されています。
これをゆっくり音読することによって、
贅肉を削ぎ落とした文章の美しさを
堪能できれば、それはおのずと、
自分の書く文章にも表れてきます。