都立桜修館中等傾向と対策
都立桜修館中等の傾向
傾向① | 問1【会話文を基本とした資料〔グラフ・数値・地図など〕読解型問題】 |
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直近3年間の問題から分かる通り、グラフ、資料の読み取り問題が必ず出題されます。特に資料から『数値、割合』を導き出す問題や、複数の資料から読み取れる関連性を『記述させる』問題が頻出です。問題文自体は会話文となっておりますのでそれほど難しくはありませんが、多種・多量の資料を素早く処理する計算能力と併せて、それを簡潔かつ論理的に自分の言葉で表現する力が求められています。 |
傾向② | 問2【規則性に関する問題】 |
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こちらも直近3年間の問題から分かる通り、『規則性』に関する問題が必ず出題されます。特に提示された条件や図形から『規則性』を発見し、そこから答えを導く問題が頻出と言えます。問題のテーマこそ毎年異なっておりますが、設問の種類は『規則性』と一貫校しておりますので、対策がしやすいと言えます。 |
都立桜修館中等の対策
対策① | 問1【資料の読み取りを強化!】 |
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傾向①への対策として、多種・多量の資料への対応方法と様々形式のグラフの読み取りを身に付けることが必須となります。しかし、これまで出題された問題は『気候・農業・地図・人口』など小学校で扱う基本的なものであり、小学生が分かりにくい資料はあまり出題されません。そこで都立桜修館中等ノアでは1年間を通じでそのような基本的テーマを扱った様々な資料の読み取りを重点的に強化し本番に備えます。 |
対策② | 問2【規則性は絶対!】 |
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傾向②であるように『規則性』は確実に出題される単元です。これを苦手としているようでは適性試験の半分の問題を落とすことになってしまいます。そこで都立桜修館中等ノアでは可能な限り多くの種類の『規則性』を扱った問題を取り扱うことで、『規則性』問題の『解法パターン』を皆様に身に付けて頂きます。本番でも落ち着いて解くためにも、どのような問題が出題され、どのパターンを使って解くかを事前に知っておくことは非常に有効です。 |
直近3年間の出題
平成 24年度 |
1 | 『農作物』に関する資料とグラフを参考にしながら、資料から数値を読み取る『数量型問題』、数値から図形を作成する『グラフ作成型問題(記述型)』、資料を読み取り考えを記述する『資料読解型問題(記述型)』を出題。 |
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2 | 与えられた資料や条件から規則性を発見し、それを別の物に応用する、『規則性』に関する問題を出題。平成24年度は『花の色の組み合わせ』、『模型の組み合わせ』、『アメの分け方の組み合わせ』をテーマに出題。 | |
平成 23年度 |
1 | 『公園の地図・道順・気温など』の資料を参考にしながら、資料から数値を読み取る『数量型問題』を中心に出題。 |
2 | 与えられた資料や条件から規則性を発見し、それを別の物に応用する、『規則性』に関する問題を出題。平成23年度は『時刻表の組み合わせ』、『デジタル時計の時刻の組み合わせ』、『箱の色分けの組み合わせ』、『バーコードの組み合わせ』をテーマに出題。 | |
平成 22年度 |
1 | 『日本地図と人口』に関する資料を参考にしながら、資料から数値を読み取る『数量型問題』、資料を読み取り考えを記述する『資料読解型問題(記述型)』を中心に出題。 |
2 | 与えられた資料や条件から規則性を発見し、それを別の物に応用する、『規則性』に関する問題を出題。平成22年度は『ミニカーへのプログラムの組み合わせ』、『規則性から図形を導く』をテーマに出題。 |