よくある質問
- 入試の日程は?
- 平成23年度は、平成23年1月20日から21日に郵送により出願を受付。適性検査は2月3日に実施されました。合格発表は2月3日。合格発表は2月9日でした。今年もこれに準じて行われると思われます。
- 大学の推薦枠はありますか?
- 法政大学、日本大学、工学院大学をはじめ、多くの私立大学に指定校推薦枠を持っています。
- 卒業生の進路は?
- 都立大付属高校より桜修館中等教育学校へ改称し、23年度に初めての卒業生を送り出しました。ほとんどの生徒が大学進学を希望し、大学の合格状況は国公立大学33名、私立大学319名(複数合格者含む)という高い合格実績を出しています。中でも東大合格者は4名を数えています。
- 桜修館と他の中高一貫校の入試の違いは?
- どの中高一貫校も報告書と適性検査の得点を合計した総合成績で合否を判定しますが、桜修館中等はこれに、作文の試験が加わります。作文は200点満点です。この作文の試験によって受験者の論理性、表現力が問われます。ここに桜修館の特性である、「論理的な思考力」を重視した教育方針が表れているのです。
- 受験準備はどのようにすればいいですか?
- 桜修館中等の適性検査が私立中学の入試と一番大きく違う点は、従来の科目の知識をそのままアウトプットするのではなく、科目横断型で「思考力・判断力・表現力」が求められる問題になっています。なので、私立中学受験と同じ勉強方法では、合格は難しいと思われます。しっかりと、桜修館中等対策をした学習カリキュラムを組んだ桜修館ノアで学ぶ事をお勧めします。また、報告書も重要なカギとなりますので、学校の成績は常に高く保つ事も受験対策のひとつになります。
- 部活動はさかんなのですか?
- 20近くの部があり、関東大会出場の女子硬式テニス部をはじめ、剣道部、バトミントン部、水泳部の活動がさかんです。文化部では都コンクール金賞を受賞した、吹奏楽部の他、日本文化創作部、フィールドワーク部、演劇部、写真部などがあります。
- 学校行事は充実していますか?
- 高校受験のない中高一貫校ならではの独自の行事が多数行われています。希望者対象にニュージーランドでの海外ホームスティ、シンガポールでの海外修学旅行、また、日本文化に触れる「校内百人一首大会」なども実施されています。
- 学習カリキュラムのねらいは?
- 学問への興味を引き出し、高い学力や教養を身に付けさせる事です。また、思考力、判断力、表現力などを磨き、国際化する社会に必要とされる人材を育てるのが狙いです。またコミュニケーション能力、英語力なども育み、大学進学後、さらに社会人としてリーダーに必要な能力を育成します。
- 授業カリキュラムはどうなっているのですか?
- 6年間を有効に使い、基礎基本の学力をしっかり養った上で既存の公立中学では行うのが難しい発展的な学習を行っています。総合的な学習の時間や桜修館独自に設定した科目に力を入れています。体験学習や探求型学習を多く取り入れ、また実践的な英語力やプレゼンテーション力を磨くための授業も行っています。
- 公立中高一貫校のメリットは?
- 6年間の一貫教育で、計画的、継続的な教育指導が受けられるという点です。また先取りのカリキュラムが実践されているので、国公立大学、私立有名大学への受験対策も万全です。
- 問題傾向を教えて下さい
- 文系、理系共にテーマとなる物事に対して複数のとらえ方があります。したがって、ひとつのものには複数のとらえ方があるという多角的な視野で観察する力が試されます。
- 志願倍率はどのくらいですか?
- 2011年度は応募人数160人に対し志願者数は1075人。倍率は6.72倍です。男女で区分けすると、男427人、女648人で女子の倍率に限っては7.7倍になります。これは年々高くなる傾向にあります。
- 学費はどうなっているのでしょうか?
- 中等教育学校も前半の3年間は義務教育のため学費は無償となります。
- 中等教育学校と従来の中学校の違いは?
- 中等教育学校というのは、小学校、中学校、高校という区分けとは全く別の「6年制の学校」として平成14年度に誕生しました。特筆すべきは、中学、高校の3年+3年という概念ではなく、6年制の一貫教育だということです。
- 公立中高一貫校とは、どんな学校なのでしょうか?
- 最近人気の高い、公立中高一貫校ですが、こういった形態の学校が新設されたのは平成11年以降になります。この一貫校は、都道府県区市立の中等教育学校として新設され、また、公立高校付属の中学校という形で設置されました。
- 適性検査とはどんなものですか?
- 従来の中学入試の算数、国語、理科、社会という試験科目ではなく、「教科横断型」で、複数の教科を総合した独特の出題形式をとっています。文系と理系に判別され、これまでの中学入試の勉強方法であった学んだ知識をそのままアウトプットするのではなく、その知識を応用し、論理的に答えを導き出す思考力が問われるものとなります。
- 調査書とはどんなものですか?
- 調査書(報告書)は出身小学校で作成され、桜修館中等の選抜においては、合否判定の重要な資料になります。これには5,6年2年間の記録が記載され、それぞれの学年ごとに200点。計400点満点で評価されます。評定は教科ごとに3段階で記載されます。また、これ以外にも「特別活動の記録」という欄があり、学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事について、それぞれ「十分満足できる状況にある」場合に○印が記載されます。桜修館中等の場合、この報告書が合否判定の大きなカギとなります。
- 選抜方法はどのようにして行われるのですか?
- 選抜は出身小学校からの調査書と適性検査、作文によって行われます。試験時間と内訳は報告書300点、適性検査45分・500点、作文45分・200点の1000点満点で選抜されます。
- 学校はどこにあるのですか?
- 所在地は目黒区八雲1-1-2。最寄駅は東急東横線「都立大学駅」徒歩10分。JR山手線・東急目黒線・地下鉄各線「目黒駅」よりバス(黒07系統)「都立大学付属高校前」下車になります。