桜修館絶対合格ブログ
説明文、物語文の違いを理解し、桜修館作文に活かす
桜修館受検生のみなさん、保護者の皆様、こんにちは。
本格的な受験シーズンに突入しました。
桜修館ノアの各教室でも
新学期が始まったというのに
早い時間から生徒たちの熱気で溢れかえっています。
みなさん、どうか一日一日を無駄にせず
悔いのない戦いをしてください。
さて、今日は国語における、
説明文、物語文、それぞれの特性について
考えてみたいと思います。
説明文は、序論、本論、結論という
3部構成で成り立つのが基本パターンとなっています。
これは、序論で問題提起し、
本論で、その問題に対する具体論を幾つか述べ、
結論で、その答えをまとめるといったものです。
また、序論で、筆者の一番言いたい事を書き、
それを結論で再び繰り返すといった手法もあります。
すなわち、説明文とは、ひとつの命題に対して、
yesかnoかという筆者の主張を
論理的に導いたものです。
言うまでもなく、これは桜修館作文の書き方と同様です。
また、物語文は、説明文の序論、本論、結論
といった3部構成ではなく、
起承転結といった4部構成のパターンで
成り立っているのが通常です。
(起)事件が起きる→(承)その話を受ける→
(転)話が展開し、含みを持たせる→(結)話がまとまる。
といった流れです。
こちらは、学校作文の書き方と同じです。
学校作文の評価では、
必ずエンタテインメント的な含みがあります。
この部分が学校作文と桜修館作文の大きな違いでもあります。
以前もこのブログで記しましたが
桜修館作文は、ひとつの問題に対して
分かりやすい主張を立て論理的にその答えを
矛盾なく説明できればいいものであって、
そこにエンタテインメント性は必要ありません。
学校作文と桜修館作文がどう違うのか理解し、
二つの特性を心得た書き方を体得すれば、
国語の出題パターンである、
説明文、物語、両方の特性を理解し、
読解力を高めることにもなるのです。