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桜修館学校情報

都立桜修館中等教育学校平成 26 年度 施設見学会のお知らせ

都立桜修館中等教育学校では、平成26年度の施設見学会が実施されます。

桜修館受験生はこの機会に桜修館の雰囲気に触れ、受験へのモチベーションを高めて下さい。

学校から発表された詳細は以下の通りです。

 

平成 26 年度 施設見学会のお知らせ
平成 26 年度の施設見学会を下記の要領にて実施いたします。注意事項をよくお読みいただき、内容
をご確認の上、往復はがきにてお申し込みください。記入の際は「はがき記入例」をご参照ください。

1 日 時 平成 26 年 7 月 19 日(土)午前 9 時 00 分から午後 3 時 00 分
※見学終了は午後 4 時 00 分頃を予定

2 内 容 本校の施設(校舎A棟・B棟、図書館、屋内プール、メインアリーナ等)見学
本校生徒がご案内します。1回の見学時間は 45 分を予定しています。

3 定 員 1回につき 45 名、全 30 回を実施

4 受付期間 平成26年6月23日(月)到着分から6月27日(金)消印有効まで

5 申し込み方法

6 注意事項
※1 申込みの受付は先着順とさせていただきます。上記受付期間より前の到着分は受け付けられ
ない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※2 定員に達した場合、受付期間中でも受付を終了させていただく場合があります。申込みの締
め切りは本校ホームページにてご確認ください。
※3 雨天の場合は、見学場所を校舎内のみとして実施いたします。

問い合わせ先
東京都立桜修館中等教育学校
副校長 浜田 浩和
総務広報部主任 佐藤 洋
03-3723-9966

記号 集合時間 記号 集合時間
A-1 8:50~10:00 A-3 12:50~14:00
A-2 10:10~11:10 A-4 14:10~15:10
① 次ページの「はがき記入例」を参考に、往復はがきに必要事項を記入してください。
② 申し込みは、はがき1枚につき3名様までとさせていただきます。
③ 上記の記号 A-1 から A-4 の時間帯から、第1希望、第2希望、第3希望まで選んでください。
④ 集合時間と集合場所は返信用はがきに記載して返送します。
⑤ A-1 を選んだ場合、はがきの先着順に 9:00 の回から 45 人ごとにグループを作っていき、10 分おきに出発をして見学します。

 

6 注意事項
※1 申込みの受付は先着順とさせていただきます。上記受付期間より前の到着分は受け付けられ
ない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※2 定員に達した場合、受付期間中でも受付を終了させていただく場合があります。申込みの締
め切りは本校ホームページにてご確認ください。
※3 雨天の場合は、見学場所を校舎内のみとして実施いたします。

問い合わせ先
東京都立桜修館中等教育学校
副校長 浜田 浩和
総務広報部主任 佐藤 洋
03-3723-9966

 

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平成26年度桜修館中等教育学校 適性検査問題等解説会のご案内

都立桜修館中等教育学校では、

平成26年5月11日(日)に、今年2月に実施した適性問題等の解説会を行います。

桜修館ノアの塾生、および桜修館受験生はこの機会を逃さずに

来年度の合格に向け、適性検査に関する出題意図をしっかり確認し、

試験対策を怠らないようにしましょう!

学校からの発表は以下の通りです。

 

適性問題等解説会

1 対象 都内に在住している平成26年度の小学校6年生児童及びその保護者
(定員各回 200名)

*各家庭とも保護者1名と6年生児童に限らせていただきます。お子様のみの参加
はできません。必ず保護者が同伴してください。保護者1名のみの参加は可能です。

2 会場 本校体育棟1階 サブアリーナ

3 開催日時 平成26年5月 11 日(日)

第一回 午前9時~午前 10時 対象 目黒区・世田谷区(4区以外の19区)
第二回 午前 11時~正午 対象 品川区・大田区・市部

*上履きをご用意ください。
*参加人数が多い場合は、席が用意できない場合があります。

4 主な内容
平成 26年 2月 3日に実施した本校適性問題の解説

担当 東京都立桜修館中等教育学校
総務広報部 03(3723)9970

 

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平成25年度 教育課程研究指定校事業の実施報告 桜修館中等教育学校 公民科

桜修館中等教育学校では、公民科で下記の教育課程研究が行われた模様。

学校で力を入れている分野は、入試問題に影響することもあると思われます。

桜修館受験生の皆さんは、桜修館が実施している学校報告は見逃さないこと。

以下の内容は目を通しておいてください。

平成25年度教育課程研究指定校事業の実施報告

桜修館中等教育学校 公民科
1.研究の背景
本研究は、国立教育政策研究所教育課程研究センターによる教育課程研究指定校の指定
に基づき、高等学校等における教育課程や指導方法等の改善充実を図るため、実施した。
2.概要
【研究主題】
現代社会の在り方を考察する基本的な枠組みを活用した
思考力・判断力・表現力等を育成する指導方法の研究
【研究主題設定の理由】
本校では基礎的・基本的な知識,概念や技能の習得に一定の成果が認められている。し
かし,本校の教育目標である指導者として活躍する人間を育成するための論理的な思考
力・判断力・表現力等の育成については,いまだ十分であるとはいえない。そこで,習得
した基礎的・基本的な知識,概念や技能を活用して現代社会の在り方に関わる課題を追究
する学習を設定し,思考・判断した過程や結果を発表などの方法で表現させることで,そ
れらの課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等が育成され,本校生徒が抱
える課題が克服されると考え,「現代社会の在り方を考察する基本的な枠組みを活用した思
考力・判断力・表現力等を育成する指導方法の研究」を主題として設定した。
【主な取り組みの内容】
① 学習事前アンケートの実施 (5 月)※
② 授業研究会Ⅰ (7 月)
③ 授業研究会Ⅱ (10 月)
④ 公開授業研究会 (11 月)※
⑤ 学習事後アンケートの実施 (11 月)※
⑥ 公民科部会研修会 (12 月)
※ 「①学習事前アンケートの実施(5 月)」「④公開授業研究会(11 月)」「⑤学習事後ア
ンケートの実施(11 月)」の内容は本報告書の「2.授業内容」で後述する。
【取り組みにあたっての工夫点等】
① 「幸福,正義,公正」の理解
新学習指導要領「現代社会」では,現代社会の諸課題を捉えて考察するための基本的
な枠組みを構成するものとして「幸福,正義,公正」などを理解させることになって
いる。そこで,年度当初に身近で具体的な事例を用いて「幸福,正義,公正」を理解
させる学習を行い,以後の学習において繰り返し活用を図った。
② 法と経済の分野から考察する授業展開
倫理,社会,文化,政治,法,経済,国際社会など多様な角度から現代社会を理解さ
せ,自己との関わりに着目させて,現代社会に生きる人間としての在り方生き方につ
いて考察させた。その中でも本研究での公開授業では,法と経済の両面から現代社会
の諸課題を扱い,考察を深めさせた。
③ 小論文形式の学習事前及び学習事後アンケートの実施
一年間の授業に先立って実施した学習事前アンケートと,一定の学習内容を履修させ
た後に実施した学習事後アンケートの結果を比較し,「幸福,正義,公正」の習得及
び活用に係る学習効果を検証するよう試みた。
3.授業内容
○ 学習事前アンケートの実施(5 月)
内容:現代社会の諸課題の解決の在り方について,下記のテーマに沿って論述する。
○ 公開授業研究会の授業内容(11 月)
時間 具体的な学習活動 指導上の留意点・配慮事項 評価内容と方法


10 分
・国立マンション訴訟に関する
画像から,現代社会の課題を
考える。
・日照権に関する知識は有するも
のの,景観権に関する知識を有
する生徒は少ないので,提示す
る画像を工夫することにより,
自ら課題に気付けるようにす
る。
展開
25 分
・国立マンション訴訟に関する
住民側と開発業者それぞれ
の主張・幸福を考え,整理す
る。
・最高裁判所裁判官だったらと
仮定し,どう判断するかを考
・4~5 人のグループごとに,話し
合いながら考察させる。
・(現代社会の課題に対して,幸
福・正義・公正などを用いて考
察するよう指導する。)
ウ①〔観察,ワー
クシート〕
【論述テーマ】
地球環境問題について考察したが,現代社会における問題はこれだけではない。現代
の日本や国際社会では,解決しなければならない課題が山積している。これから,一年間
の授業で,様々な課題を考察していきます。あなたが,現在,現代社会における注目して
いる課題について一つ挙げ,それについて望ましい解決の在り方について考察してみまし
ょう。300 字程度で論述してください。
察する。
・どのようなルールがあったと
したら,両者の対立がなかっ
たかを考察する。
・考察したことを発表する。
・時間の関係上,数グループを抽
出して,発表させる。
まとめ
15 分
・建築基準法が規定する公開空
地や東京駅丸の内駅舎保存
復元で活用された空中権を
例に,法によってよりよい経
済社会システムが構築され
ていることに気付き,現代社
会の諸課題に対して,望まし
い解決の在り方について考
察を深める。
・次回の論述の課題について,
説明する。
・本日の授業の感想を書かせる。 エ①〔ワークシー
ト〕
【スライド資料(抜粋)】
公開空地(建築基準法) 東京駅丸の内駅舎①
問題提起 東京駅丸の内駅舎②
ワークシート
○ 学習事後アンケートの実施(11 月)
内容:公開授業研究会の授業を踏まえ,現代社会の諸課題の解決の在り方について,
下記のテーマに沿って論述する。
【論述テーマ】
一年間,現代社会の様々な諸課題を考察してきた。自ら,現代社会における解決しな
ければならない課題を設定し,それについて望ましい解決の在り方について考察してみまし
ょう。300 字程度で論述してください。
4.成果
【成果の内容】

「2.授業内容」で前述したマンション建設に際しての景観権をめぐる題材を用い,
どのような法を適用すれば両者の対立を解決したり,未然に防ぐことができたりした
かを考察させ,よりよい経済社会の形成者としての資質と態度を育成した。本教材は,
法に関する単元でも経済に関する単元でも扱うことが可能なものとして開発した上
で,公開授業は両単元の学習を終えた後に実施した。そのため,法と経済に係る学習
内容を踏まえて考察させる効果的,効率的な学習となった。
幸福,正義,公正」を活用して効果的に課題を考察させる教材の開発

アンケートの評価の基準を明確化し,今後の課題を明らかにした。
小論文形式で行う学習事前及び学習事後アンケートによる評価方法の工夫と改善
表 学習事前及び学習事後アンケートの比較
評価の基準 事前アンケート
(5 月)
事後アンケート
(11 月)
所定文字数(300 字)以上で書けている。 145 名中145 名
(100%)
143 名中143 名
(100%)
「幸福,正義,公正」の用語を用いて,
現代社会の諸課題を考察している。
145 名中3 名
(2%)
143 名中16 名
(11%)
表から分かるように,一定の学習内容の指導を経た後に行ったアンケート結果におい
て,「幸福,正義,公正」の用語自体を全て用いて現代社会の諸課題を考察している
生徒の割合は若干の上昇が見られた程度であった。とはいえ,その記述内容を詳細に
分析してみると,「幸福」「正義」「公正」のいずれか1つあるいは2つを用いて自分
の考えを論述しているものや,「幸福,正義,公正」の用語自体は用いていないもの
の,これらが現代社会の諸課題を捉えて考察するための概念的枠組みであることを理
解し,その意味内容を踏まえて論述しているものも多く見られた。
【成果の意義等】
現代社会の諸課題を考察することについて,本校が中等教育学校であることの特質を生
かし,中学校(前期中等教育段階)における学習の成果を踏まえて,その基盤の上に高等
学校(後期中等教育段階)において課題を捉えさせることができた。また,学習テーマの
設定方法,及び現代社会の見方や考え方の基礎となる概念等を具体的に理解させることの
必要性が一層明らかになった。学校種を超えた社会科・公民科の連携は,本研究の目的を
実現する手立てとして有効である。
5.今後の取り組み
① 幸福,正義,公正」を活用して効果的に課題を考察させる教材のさらなる開発
② 「知識・理解」と「思考,判断,表現」の観点を相互に関連させて育むための計画性
ある年間指導計画の再構築
③ 数回実施する小論文形式アンケートを活用した,指導と評価の一体化の充実
④ 全国公民科・社会科教育研究会,東京都公民科・社会科教育研究会等での実践発表を
通した研究成果の普及

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5月11日(日)開催!受験生必須!第2回桜修館適性問題等解説会 桜修館中等教育学校

今年も桜修館中等教育学校が主催する適性問題等解説会が

開催されます!受験生は、全員参加必須ですね。

桜修館ノアの塾生は全員参加してください!

適性問題等解説会

1 対象 都内に在住している平成26年度の小学校6年生児童及びその保護者
(定員各回 200名)

*各家庭とも保護者1名と6年生児童に限らせていただきます。お子様のみの参加
はできません。必ず保護者が同伴してください。保護者1名のみの参加は可能です。

2 会場 本校体育棟1階 サブアリーナ

3 開催日時 平成26年5月 11 日(日)

第一回 午前9時~午前 10時 対象 目黒区・世田谷区(4区以外の19区)
第二回 午前 11時~正午 対象 品川区・大田区・市部

*上履きをご用意ください。
*参加人数が多い場合は、席が用意できない場合があります。

4 主な内容
平成 26年 2月 3日に実施した本校適性問題の解説

担当 東京都立桜修館中等教育学校
総務広報部 03(3723)9970

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平成26年度 東京都立桜修館中等教育学校 学校経営計画

平成25年度 東京都立桜修館中等教育学校 学校経営計画

校長 小 林 洋 司
Ⅰ 目指す学校
本校は、一期生に引き続き、昨年度二期生が進路実現を図り、所期の成果を挙げて卒業し

た。今年度も三期生の着実な進路実現を図り、もって都民の本校に対する評価を確実なもの

とする。また、中等教育学校としての使命及び、開校以来の教育理念を堅持し、これまでの

教育活動の実践で得られた知見を踏まえて、目指す学校像を以下に示す。

(1)【目指す生徒像】 生徒が、バランスの取れた幅広い学力と論理的に考えて表現する力を

身に付けることで広い視野を身に付け、困難な課題に主体的に取り組み、強い意志をも

って粘り強く解決することができる資質を育てる。

(2)【特色ある教育課程】 6年間を見通した教育課程を編成して、中高の継続を最大限に活

用して高い知性を身に付けるとともに、思考力、判断力、表現力等を着実に養成する。

(3)【豊かな人間性】 1年生から6年生までが共に学ぶ学校としての特長を活かし、生徒各

自が交流し、相互に尊重しつつ切磋琢磨して豊かな人間性をはぐくみ、強靱でしなやか

な心と身体を養う。

(4)【国際的な視野】 グローバル化が進展しつつある今日、我が国の伝統・文化を理解し、

日本人としてのアイデンティティと自信をもち、同時に他国の文化を尊重し、国際社会

で貢献できる人間を育てる。

(5)【社会と共に歩む】 進路実現のため、大学教育との連携を深めつつ、それに留まる

ことなく地域の義務教育、特別支援教育、生涯教育などとも連携し、開かれた学校

づくりを推進する。

Ⅱ 中期的目標と方策

「Ⅰ」で示した「目指す学校」を実現するため、授業の充実、進路実績の向上、生活指

導の改善、広報活動の拡充の4つについて、中期的展望に立って重点に取組む。

<学習指導>

(1)【教育課程】6年間を見通した教育課程を編成する。前期課程3年間及び後期課程2年

間は広く教養を身に付けるために、必修科目を中心に教育課程を編成する。また、進路

実現を図るため、特に国語・数学・英語では基礎学力の定着と応用力の充実を図る。

(2)【論理的思考の育成】人文・社会・自然の各分野で学問的探究ができる人間、社会の各

分野において指導者として活躍できる人間を育成するため、論理的な思考力を育成する。

そのために、学校として特色ある科目を設定し、実施する。

(3)【体験活動・発表活動】社会・理科での観察・実験・実習などの体験活動を重視した授

業や、異文化理解を深めるための第二外国語選択授業、ディベート、弁論大会、演劇な

どを取り入れた教育活動を通して、プレゼンテーション能力を高める。

(4)【研究論文の作成】研究論文の作成を行う。前期課程において論文作成の基本を身に付

け、後期課程においてすべての教員の指導の下で個別の研究を進める。最終学年の第6

学年では、個人別研究論文の要旨を英語で表現する。

(5)【研修等】授業力の向上を図るため、相互授業見学や教職員研修センターや大

学等との連携を通して教科の指導法について研修と開発に努め、また計画的に

研究授業を行って研究協議をするとともに、その成果を研究収録にまとめる。
<進路指導>
(6)【進学指導】6年間を見通した進路指導計画を策定し、発達段階に応じた進路指導を行

う。後期課程では大学受験に向けた指導計画を策定し、資料・情報の収集と整理に努め、

有効に活用して、生徒の進路実現に全力を挙げる。

(7)【キャリア教育・大学との連携】健全な勤労観・職業観を育成し、自己の進路を主体的

に決定できる能力を育成するために、キャリア教育を実施する。生徒の研究心や専門的

な知識を深めるため、大学との連携を図り、特に理系志望の増加につなげる。

<生活指導>

(8)【基本的生活習慣】教育活動の基礎は生活指導との認識に立って、基本的な生

活習慣を確立させる。その上で規範意識・道徳心を育て、自主・自律の態度や

積極的で前向きな生活態度を養う。前期課程では、給食指導等を通して食育指

導を充実させ、心身共に健康・健全な学校生活の確立を図る。

(9)【特別活動】生徒の主体的に取組む態度を育成する。前期課程では、学級活動

や部活動などの特別活動の指導の充実を図る。また、宿泊行事を通して、集団

生活上のルールを体得させる。後期課程では、主体的な企画・運営ができるよ

うに自治会活動、委員会活動、部活動や学校行事への積極的な参画を指導する。
<広報活動>
(10) 【募集・広報活動】生徒・保護者・地域社会の期待に応えるため、授業公開や

学校説明会を定期的・計画的に実施するとともに、ホームページの内容を充実

させて、積極的な情報発信を行う。また、地域や関係機関の取組に積極的に協

力し、信頼される学校づくりを進める。

Ⅲ 今年度の取組目標と方策

(1)教育活動の目標と方策

<学習指導>

①【総則】前期課程では、幅広くバランスのとれた学力を身に付けて、後期課程への円滑な接

続を行い、後期課程では、進路実現に向けた確かな学力の向上を目指す。

②【授業時間の確保】授業が学校の教育活動の中心であるとの観点に立って、年間授業計画、

週ごとの指導計画に基づき、チャイム始業を励行して授業時間をできるだけ確保する。

③【土曜授業】学校週5日制の趣旨を踏まえながらも、土曜日の有効な活用を図り、授業時間

を確保して、無理のない学力向上を目指す。

④【授業改善】「生徒による授業評価」や外部評価の結果を積極的に活用し、授業改善に取り

組む。また、授業研究や校内研修、教員相互の授業参観や研究協議などを通して、OJT

研修を実現し、教員の指導力・授業力向上を目指す。

⑤【論理学習】本校独自の教科である「国語で論理を学ぶ」「数学で論理を学ぶ」の授業をテ

ィームティーチングで行い、論理的な思考力を育成する。また、各教科等で討論や発表な

どの学習を積極的に取り入れ、言語活動の充実を図り、論理的に考える姿勢を育成する。

⑥【研究論文】5年生の「研究論文作成」では、全教員が生徒を受けもち、構想段階からまと

めの段階まで継続的に指導する。その際、資料収集や調査方法、論証方法等で指導力を高

め、その成果を生徒への指導に還元する。

⑦【自学自習・補習・チューター制度】朝学習、放課後の自習及び長期休業中の補習を行うこ

とで、学習習慣を定着させ、基礎学力を確実に固めるとともに、自学自習の態度を育成す

る。また、チューター制度の活用に努め、生徒の自学自習を支援する。

⑧【家庭学習】宿題や課題の出し方に工夫しつつ適切に出題し、その事後指導を行う。家庭学

習を出題する際には、教科間で調整を行う。また、予習・復習のやり方を具体的に指導し、

家庭学習が必要な授業展開を行うなど、家庭学習に前向きに取り組めるようにする。

⑨【読書指導】本校の図書館等を有効活用して、あらゆる教育活動を通じて読書指導を

行い、生徒が読書の楽しさを身に付けられるように指導する。

⑩【中間期の学習指導対策】いわゆる中だるみを防止するため、単元テスト、宿題テスト、定

期考査など常に小目標を設定し、自ら学ぶ姿勢を維持させる。3学年では、外部模試や自

校問題作成校の問題等を利用した取組などを実施し、後期課程に円滑に接続させる。

⑪【資格・検定】各種の校内コンクールの開催、資格・検定への受験指導などを行い、自己啓

発を図り、生徒に達成感や成就感をもたせる。
<進路指導>
①【総則】6年間を見通した進路指導計画を作成し、系統的な進路指導を行う。また、進学指

導については、生徒各自が高い志を持って、難関国立大学をはじめとする国公立大学及び

難関私立大学を目指して、チャレンジするように学校として一体となって指導する。

②【前期課程の進路指導】前期課程では、社会で働く人々と職業に対する理解を深め、自己と

のかかわりについて主体的に考える姿勢を養う。また、職場体験を実施し、働くことの意

義や社会に貢献する意識を養い、健全な勤労観・職業観の育成を図る。

③【後期課程の進路指導】後期課程では、前期課程で学んだことを踏まえ、職業研究や

大学研究などの調べ学習、オープンキャンパスへの参加、學フォーラム等を通して、卒

業後の進路を明確に自覚させ、目的意識をもって日々の学習に取組むように指導する。

④【進路情報の提供】進路指導のための環境づくりとして、『進路の手引き』『道はり』を発

行し、進路保護者会や進路講演会などを開催して情報提供を行う。また、校内実力テスト

や外部の模擬試験を実施し、進路意識を啓発し、学力の向上を図る。

⑤【大学との連携】首都大学東京をはじめとする大学や研究機関との連携を通して、学問に対

する興味・関心をもたせ、学習している各教科の内容が今後の学習にどのようにつながっ

ていくかを理解させ、学習の動機付けを図る。

⑥【長期休業期間の講習】長期休業期間に講習を組織的に行い、進路実現のために必要な学力

を向上させる。その際、生徒各自の学力を把握して弱点を補強するように指導する。また、

教員は入試問題を分析し、積極的に大学受験を視野に入れた講座を開講する。

<生活指導>

①【基本的な生活習慣の確立】あいさつの励行、遅刻の防止、チャイム始業、制服の適正な着

用、通学時のマナー、貴重品の管理など基本的な生活習慣の確立について、教育活動全般

を通して、学校が一体となって組織的に指導する。

②【規範意識の育成】集団生活での規律を守り、規範意識を育て、社会の一員としての自覚を

もたせる。また、道徳教育を充実させることで、自他の生命を尊重する態度と、社会的規

範意識を醸成する。

③【自治活動】生徒の自治活動を指導・支援し、自治会(生徒会)活動を主体的に行うように

指導する。その結果、生徒に達成感と成就感をもたせ、自主性自律性を育て、リーダーと

しての資質を養う。

④【人間的交流】学校行事や宿泊行事、自治活動、地域の取り組みなどを通して、教員と生徒

及び前期課程の生徒と後期課程の生徒との人間的なふれあいや地域社会との交流を積極的

に行う。

⑤【防災教育】4年次に実施する宿泊防災訓練を通して、防災に対する意識を高め、奉仕活動

などに積極的にかかわる意識・態度を育成する。

<特別活動・部活動>

①【前期課程】前期課程では、学級活動や部活動などの特別活動を通して、生徒の自主性を育

成する。また、宿泊行事における役割分担の意義を理解させ、集団生活上のルール・マナ

ーを体得させる。

②【後期課程】後期課程では、主体的な企画・運営ができるように自治会活動、委員会活動、

部活動や記念祭(文化祭)・クラスマッチ(体育祭)・合唱コンクールなどの学校行事に

積極的に参画し、リーダーシップを発揮できる力を育てる。

③【部活動】生徒は部活動を通して限られた時間内で練習に励み、集中力を養い、達成感と成

就感を得るとともに協調性を育むよう、顧問をはじめ全教員が協力して指導する。

④【部活動と学習活動との調和】部活動については、前期課程で週休日を含めて週に2日程度、

後期課程では週に1日休業日を設定し、メリハリのある生活態度を養い、切り替えを迅速

に行って、家族と過ごす時間及び学習時間の確保に努める。

⑤【国際理解教育】2・3学年では希望者による国内英語合宿、4学年では希望者によるニュ

ージーランド語学研修、5学年ではシンガポール海外修学旅行を実施して国際理解教育を

推進し、語学力を高め、異文化を理解し国際社会において貢献できる能力や態度を養う。

<健康教育・安全教育>

①【保健活動】生徒の健全な成長に資するため、定期健康診断その他の保健啓発活動を行い、

家庭と連携して生徒の健康管理に努め、教育活動を側面から支える。

②【学級活動等の活用】学級活動・ホームルーム活動、全校集会・学年集会などを活用し、規

則正しい生活の大切さや安全な通学の仕方、適切なマナーを身に付けるための指導を行う。

③【食育】 前期課程では、給食指導を通して、食への関心を高め、食事のマナーを学ばせる。

また、家庭科の学習、保護者会での協力要請などを通して、食育に対する意識を高める。

④【清掃・美化】生徒が主体的に身のまわりの整理や清掃活動・美化活動に取り組むよう指導

し、教育環境の整備を図る。

⑤【セーフティ教室】 薬物乱用の防止や交通安全教育などを行い、危険を予測し回避する

能力や他者や社会の安全に貢献できる資質・能力を身に付けるように指導する。

⑥【特別支援教育】特別支援教育コーディネーターを中心に校内体制を整備するとともに、

関係諸機関と連携し、特別な配慮を要する生徒に対して、適切な教育的支援を行う。

⑦【教育相談】生徒の健全な心の発達を図るため、スクールカウンセラーの活用や関係諸

機関と連携を深め、組織的・計画的な教育相談活動を推進する。

<募集・広報活動>

①【基本姿勢】募集活動は、積極的かつ広範に展開する。効果的に学校説明会が実施できるよ

う常に改善に努めるとともに、広報活動に必要なものについては、適時・適切に予算措置

を行い、児童・保護者に正確な情報が確実に伝わるように工夫する。

②【広報活動の改善】地元4区を中心に都全体を視野に広域にわたって広報活動を行い、適宜

に区市教育委員会の協力も得る。学校案内パンフレット等では、わかりやすいレイアウト・

内容の充実を図り、ポスター、スライドでも工夫を行う。

③【学校説明会等】都立学校等合同説明会及び中高一貫教育校の学校説明会への参加をはじめ、

本校独自の学校紹介日、施設見学会、部活動見学会等を実施する。また、記念祭での学校

紹介ブースを継続して行う。また、外部機関が主催する説明会等に積極的に参加する。

④【授業公開】6月と10月に授業公開週間を設定し、本校在籍の保護者のみではなく、広く

都民に公開し、本校の教育活動を理解してもらう機会として積極的に活用する。

⑤【ホームページ】昨年度 CMS 化した本校のホームページの更新回数を大幅に増やし、必要な

情報をタイムリーに広く都民に発信する。また、ホームページの内容を充実させるため、

情報部を中心にガイドラインの策定を行う。

<学校運営>

①【企画調整会議】企画調整会議を学校経営の中核に置づけ、主幹教諭・主任教諭相互の意思

疎通を円滑にして、組織的・効果的な学校運営を行う。

②【職員会議】職員会議は周知機関として、全教職員の共通理解を図る目的で開催する。可能

な限り内容を絞り、効率的・機能的な運営に全教職員が協力する。

③【情報セキュリティ】生徒等の個人情報の管理には、万全を期すとともに、常に教職員の意

識を喚起して、事故を起こさないような体制を構築し、維持・向上させることで、生徒・

保護者及び都民の信頼を得るように努める。

④【校務分掌】校務分掌については、生徒の視点に立って教育効果が最大となるよう

に適時・適切に業務と人員を配置する。

⑤【主幹会議】学校全体に関わる事柄について、分掌の枠を超えて意見交換を行う目

的で設置する。特定の事項について、管理職が基幹職員に諮り、意見を聴取する。

⑥【経営企画室】学校経営に参画する経営企画室を目指す。特に、自律経営推進予算の執行計

画に基づき、適時に適切な執行を行って教育活動を予算面・行政面から支える。また、日

常から校内美化、危険の予防に努め、良好な教育環境を維持する。

⑦【地域向け取組み】学校施設開放事業の推進を図り、地域から信頼される学校づくりに資

する。また緊急災害時には、地域の要請に応え、防災上の拠点として機能する。
⑧【生徒の指導に関わる会議】校内研修会、拡大生徒部会、拡大進路部会、志望校検
討会、模試分析会など生徒の指導に関わる会議については、関係教職員が参加し
て情報交換を行い、その後の指導に活用する。

(2)今年度の重点目標と方策および数値目標

①【三期生の進路実現】今年度卒業する三期生の進路実現を図るため、当該学年担任、

進路指導部はもとより、組織の総力を挙げて取り組む。

<方策>・進路指導に豊かな経験をもつ、専任教員を配置。

・専任を常駐させ、生徒の進路相談にいつでも応えられるように配慮。

・進路資料を充実させ、生徒に適確な情報を提供。

・自習室を活用しやすくするように工夫し、時間を確保。

・チューター制度を活用し、自学自習を支援。

・学年担任と進路指導部専任とが連携して、生徒各自の情報を共有化。

<数値目標>6学年在籍数 153名

難関国立大 10名 難関私立大 80名

国公立大 35名 GMARCH 100名

センター試験出願 138名(90%以上)

5教科7科目型受験者 80名以上

②【中間期の学習指導対策】生徒のいわゆる中だるみを防止するため、常に小目標を設定

し、気持ちを引き締めさせ、自ら学ぶ姿勢を維持させる。

<方策> 3学年では、後学期に外部模試や自校問題作成校の問題を利用した授業・試験な

どを実施し、後期課程に円滑に接続させる。後期課程では、校内で実施する外部模

試等を利用して到達目標を設定し、意欲を喚起する。

<数値目標>3年生 :自校作成の問題を利用した場合の正答率 科目平均70%

英語検定合格者:150名以上 ニュース検定合格者:40名以上

③【家庭学習】家庭学習の効果的に実施して、生徒の学力伸張を図る。

<方策>・宿題や課題の出す際に作業学習的なものも取り入れるなど工夫する。

・宿題や課題を出題する際には、学年が各教科と量的な調整を行う。

・予習・復習のやり方を具体的に指導し、家庭学習が必要な授業展開を行う。

・家庭学習については、その重要性にかんがみ、別途詳細に検討する。

<数値目標> 前期課程: 毎日2.5時間以上(週休日、祝祭日も含め平均して)

後期課程: 毎日3.5時間以上(週休日、祝祭日も含め平均して)

④【長期休業中の補習・講習】時間的・精神的にゆとりのある長期休業中に補習・講

習に参加して特定科目を集中して学び、不得意科目の補強等に活用する。

<方策>・生徒各自の進路カード等を活用して、生徒各自の学力状況を適確に把握し、

弱点を補強するように指導する。

・前期課程では、教科書レベルの内容を中心とするが、高校入試問題等も扱う。

・後期課程では、入試問題を分析し、大学受験を視野に入れた講座を開講する。

<数値目標>夏期休業 前期課程: 15講座以上 延べ 150名以上参加

後期課程: 60講座以上 延べ 1300名以上参加

冬期休業 前・後期併せ10講座以上 延べ 100名以上参加

春期休業 前・後期併せ10講座以上 延べ 100名以上参加

⑤【読書指導】日常の広範囲にわたる読書とそれに伴う思索は、実力養成の源である。

<方策>・本校の図書館その他を有効に活用する。

・適宜、読書指導や啓発活動を行う。

<数値目標> 1人年間25冊以上(雑誌、ゲーム攻略本の類は含まない)

⑥【授業改善】生徒の学力向上を図るため、常に授業改善に努める。

<方策>・研修センターの専門研修受講、研究会参加、相互の授業見学を推進。

・入試問題の分析、日常の授業への導入等教材研究を不断に行う。

<数値目標>学校評価アンケートで、授業満足度 平均80%

全教員が年度で、3回以上相互授業見学

⑦【部活動】学年間を越えて共に活動することで、連帯感をはぐくみ、豊かな人間性

の形成に資する。

<方策>・切り替えを上手に行い、時間にメリハリを付けて有効に使う。

・部活動で身に付けた集中力を駆使して、学習を効率よく進める。

<数値目標> 部活動加入率 前期課程 90%以上 後期課程80%以上

⑧【広報活動・地域交流】生徒募集、広報活動、地域交流を積極的に推進する。

<方策>・塾向けの学校説明会を企画する。

・ホームページの内容を見直し、充実を図る。

・地域のイベント等に生徒の参加を増やし、学校のPR活動に資する。

<数値目標> 施設見学会参加者:1500名以上

学校紹介日参加者:2000名以上

入学検査説明会参加者:2300名以上

適性検査受検の応募倍率 : 8.5倍以上

「めぐろシティカレッジ」: 3講座各10回程度の施設開放

以 上

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平成25年度 東京都立桜修館中等教育学校 学校経営報告

平成25年度 東京都立桜修館中等教育学校 学校経営報告

校長 小 林 洋 司
1 今年度の取組と自己評価
(1) 教育活動への取組と自己評価
<学習指導>

【授業改善】平成23年度、24年度と授業改善の外部評価を得たが、今年度はなかった。

また、予備校への授業見学に3名が参加した。授業観察による指導・助言や教員相互の授

業見学はおこなっているが、来年度は授業力の向上について、新たな事業をおこなう必要

があると考える。予備校への授業見学も二けたになるようにしたい。

【研究論文】各教員が5年生の生徒を4名ずつ担当し、9ヶ月をかけて5000字研究論文

の指導をした。2月24日には外部有識者を審査員として論文コンクールを実施し、校内

で選考した10本の研究論文について、最優秀、優秀、奨励賞、努力賞を選び表彰した。

また、6年生が行う研究論文の要旨を英語で記す、という課題に英語科全員が関わった。

【授業時間の確保】チャイム始業はほぼ定着している。学校行事の準備等で授業をカット

することを極力なくすように教務が中心となって努めた結果、改善しつつある。

また、教職員の意識も授業時間の確保という点では、一致している。

【朝学習・放課後の自習・補習】前期課程では計画的に朝学習が行われた。

また、始業前の時間を活用した講習や補習も行われた。

2学年を中心に希望者による「数学ジュニアオリンピック問題に取り組もう」を行い、

3名の生徒が受験した。

チューター制度については、今年度も後期課程生に対して平日19時まで校内で自習で

きる環境を提供した。また、チューターの常駐場所を図書館に変更した。さらに昨年度は、

前期課程の生徒は土曜授業の日の13時から16時までに加えて、月曜から金曜までの17時から

18時まで利用できるように拡大した。

【中間期の学習指導対策】小目標を設定させて生徒各自が取組む姿勢が拡大した。

例えば英語検定では185名がし、ニュース検定でも51名が合格した。

他にも資格取得を行い、中だるみの防止に役立った。

<進路指導>
【キャリア教育】留学生が先生(2年)、職場体験(2年と3年)、「學(まなび)フォーラム」(4年)、

東大及び早大の先生による進路講演会(4年)、首都大学東京での体験授業(5年)を予定どおり

実施した。「學フォーラム」はPTAとの共催で実施し、「いま、君たちに伝えたいこと」というテーマで

8名の職業人から話を聞いた。

【職場体験学習】受け入れ先の事業所によっては、昨年度まで半日程度の説明のみになって

いるところがあったが、今年度は3日間程度の体験ができるように改善した。

【大学との連携】首都大学東京体験授業では、高大連携事業の協定校になったため、5年生

全員が参加した。受講できる講座数や見学コースも増え、生徒の大学理解につながった。

5月に神奈川県葉山町で実施した生物実習(4年)では首都大学の大学院生の協力を得た。

【志望校検討会の開催】三期生の進路実現を図るため志望校検討会を行った。具体的には、

担任、教科担当、進路指導部、管理職が三期生の生徒1人1人について、本人の志望、保

護者の意向、学力の推移、授業の様子、今後の予想などを検討し、その後の進路指導に役

立てた。夏季休業に入る6月28日とセンター試験が間近に迫った11月29日に開催し、

学校として一体性を保って進路指導をした。

<生活指導>

【基本的な生活習慣の確立】集会や学活・HRを通して繰り返し指導した。後期課程の生徒

を中心に一部の生徒に遅刻が見られた。服装については、後期課程生にスカートを改造し

ている者が依然としており、改善の余地がある。

【規範意識の育成】通学時のマナーにおいては、改善されて来ているものの、一部の生徒が

横に広がって通行するなどがあり、今後もきめ細かく指導を積み重ねる必要がある。また、

携帯の取り扱いで問題点が指摘され、情報モラルの徹底が課題である。

<特別活動・部活動>

【部活動合宿】13部活が合宿を行い、3年生以上の生徒244名が参加した。

【前期課程・後期課程】クラスマッチ、記念祭に対する生徒の満足度は高く、学校評価アン

ケートでも肯定的な意見が全ての学年で8割を超えた。

【環境整備】整美委員会、部活動、有志が中心となり、早朝落ち葉清掃を3週間実施した。

<健康教育・安全教育>

【特別支援教育】特別支援学校から専門の教員を派遣依頼し、生徒の様子を観察してもらっ

て、適切な助言を得て指導に役立てるとともに、講師として講演依頼して研修会を実施し

た。さらに臨床心理士を助言者として、定期的に特別支援委員会を開催し、管理職、養護

主任教諭も出席して、生徒の指導に役立てた。

<募集・広報活動・地域交流>

【募集・広報活動】塾・予備校等が主催する説明会には、もれなく参加して、学校紹介に努

めるとともに、塾向け説明会を7月18日に実施した。また、今年度新たに適性問題解説

会を7月23日、11月17日の2回実施して広報活動の拡充に努めた。

【地域交流】自治会の方と連携し、4年生全員が近隣にある氷川神社の境内の清掃を行った。

また、町内会の行事に吹奏楽部が参加し、ボランティア参加した生徒も多かった。

(2)重点目標への取組と自己評価

①【三期生の進路実現】本校の立ち位置を確立するため、三期生の生徒各自の進路実

現に当該学年担任、進路指導部はもとより、組織の総力を挙げて取組んだ。

<数値目標>6学年在籍数 153名

難関国立大 10名 難関私立大 80名

国公立大 35名 GMARCH 100名

センター試験受験 138名(90%)

<結果> ( )内は現役数 卒業時:152名

難関国立大 11(7)(東京3(2)、一橋2(1)、東工2(2)、東京

医科歯科大1(1)、京都1(1)、富山大1(0)、防衛大1(1))

難関私立大 51(43)【早26(20)、慶8(7)、上智8(8)、ICU1(1)、理科8(7)】

国公立大 45(40) GMARCH 87(74)

センター試験受験 出願147名(96.1%) 昨年度は149名

<自己評価>

国公立大だけが数値目標を上回った。要因としては、3期生の生徒が後期日程

で15名が合格したためである。また、教科担当が最後までよく面倒を見た。そ

の他がよくなかった要因は、①進学指導についての学年担任の考え方が相違し

て、足並みが最後までそろわなかった、②学習指導において特定の教員のみが受

験指導しており、組織的取り組みとならなかった、③精神的に弱い生徒のケアが

十分にできなかった、などが挙げられる。対策としては、全教員に経営計画の主

旨を十分に認識させ、よりきめ細かい進路相談や教科担当者の熱心な個別対応を

学校全体として組織的に取り組む必要がある。

チューターに本校卒業生を加え、利用しやすくした。また、常駐場所として図

書館としたのは、よかった。ただ、チューター活用には改善の余地がある。また、

5月と10月に校内実力テストを行い、結果を分析して校内研修会で活用した。

②【中間期の学習指導対策】生徒のいわゆる中だるみを防止するため、常に小目標を設定

し、気持ちを引き締めさせ、自ら学ぶ姿勢を維持させた。

<数値目標>

3年生:自校問題作成校の問題を利用した場合の正答率 5科目の平均70%

後期課程:外部模試・校内実力テスト等5回以上実施

<結果>

3年5回【学力推移調査2、中高一貫模試1、実力テスト1、都立高模試(理社)】

4・5年4回(スタディサポート1、外部模試2、実力テスト1)

センター試験同日模試参加者 4年129名(84%)、5年151名( 100%)

<自己評価>

・英語検定合格者177名(241名受験、合格者内訳:準1級4、2級33、

準2級57、3級35、4級48)

・ニュース検定合格者51名

・第二外国語:5言語9講座を開講し、4年46%、5年35%の生徒が履修。

③【家庭学習】家庭学習の効果的に実施して、生徒の学力伸張を図った。

<数値目標> 前期課程: 毎日2時間以上(週休日、祝祭日も含め平均して)

後期課程: 毎日3時間以上(週休日、祝祭日も含め平均して)

<結果> 学校評価アンケートにおける学習時間調査

前期課程:毎日2時間以上35.7%(1年51%、2年35%、3年

21%)

後期課程:毎日2時間以上53.7%(4年34%、5年38%、6年

89%)

<自己評価>

今後とも家庭学習の重要性を訴え、保護者の協力を得て推進する。また、調査

方法も見直して、通塾率等も把握する。

④【長期休業中の補習・講習】精神的にゆとりのある長期休業中に補習・講習に参加

して特定科目を集中して学び、不得意科目の補強等に活用した。

<方策>・生徒各自の進路カード等を活用して、生徒各自の学力状況を適確に把握し、

弱点を補強するように指導する。

・前期課程では、教科書レベルの内容を中心とするが、高校入試問題等も扱う。

・後期課程では、入試問題を分析し、大学受験を視野に入れた講座を開講する。

<数値目標> 前期課程: 15講座以上 延べ150名以上参加

後期課程: 45講座以上 延べ900名以上参加

<結果> 前期課程: 学年ごとに実施し目標値を超えた。

後期課程: 夏季 70講座 延べ1872名

冬季、春季においても必要に応じて実施している。

<自己評価>

後期課程では夏期講習の案内を5月に発表した。講座数、参加者数共に目標を

大きく上回った。冬季も講座を実施した。春期においても、今後は組織的な取組

をさらに推進していく。

⑤【読書指導】日常の広範囲にわたる読書とそれに伴う思索は、実力養成の源である。

<方策>・本校の図書館その他を有効に活用する。

・適宜、読書指導や啓発活動を行う。

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都立桜修館中等教育学校 校長着任のお知らせ

都立桜修館中等教育学校では、平成26年4月1日付で、金田 喜明氏が校長として着任されました。

以下は学校側から発表された金田 善明校長の挨拶です。

 

校長 金田 喜明
4月1日付で桜修館中等教育学校に着任しました、校長の金田喜明です。
本校は、府立高等学校、都立大学附属高等学校の伝統を受け継いで、
真理の探究を目指した6年間の一貫した教育活動を行っています。
生徒たちは、毎日の授業を大切にして高い知性を身に付けるとともに
、論理的に考える力や自主的に表現する力を磨いています。
また、部活動や学校行事にも積極的に取り組み、
豊かな人間性を育むとともに、
何事にも勇敢に立ち向かう強い意志とバランスの取れた広い視野を培っています。
今、桜修館は新しい伝統を創るために、
保護者や地域の方々をはじめ多くの皆様のお力添えをいただきながら、
教職員と生徒が一体となって前進しています。

「桜修館で学び、夢・未来、花開く」を合言葉に、

生徒たちの成長を支援していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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平成26年度都立桜修館中等教育学校 入学者決定に関する適性検査および作文の本人得点開示について

平成26年度都立桜修館中等教育学校 入学者決定に関する適性検査および作文の本人得点開示について、

学校側より発表がありました。

詳細は以下の通りです。

開示期間

平成26年3月10日月曜日から平成27年3月9日月曜日までの平日

※但し3月24日月曜日から4月11日金曜日の間は得点開示を行いません。ご注意ください。

開示申請窓口 経営企画窓口

窓口受付時間 平日 午前9時から午後5時まで

開示申請に必要な書類

・受検者本人 受検票 印鑑

・保護者 受検票 印鑑 本人確認ができるもの(健康保険証、免許証、パスポートなど、氏名、住所が記載されているものをご用意ください)

※願書に記載されていない保護者の場合、口頭にて受検者の生年月日の確認を行わせていただきます。

●注意事項

申請用紙は3月10日月曜日以降、窓口にてお受取り頂くか、桜修館中等教育学校ホームページからダウンロードしてください。

申請を行ってから15分ほどで交付いたしますが、窓口が混み合っている場合など、お時間を頂戴することもございますので、お時間には余裕をもってお越しください。

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平成26年度桜修館中等教育学校適性検査応募倍率発表

桜修館中等教育学校本年度の適性検査応募倍率が発表されました。

学校側から発表された詳細は以下の通りです。

 

平成26年1月22日
平成26年度東京都立桜修館中等教育学校 応募状況

募集区分

一般枠募集  男 80名 女80 名  計160 名

応募人数   男631名 女 838名 計 1469 名

実質倍率 応募人数/募集人数 9.18倍

男子7.9

女子10.5

例年以上に厳しい戦いが予想されます。

これまで頑張ってきた自分を信じて、最後まで決してあきらめずに

前向きな気持ちのまま試験に臨みましょう。

みなさんの合格を心から祈っています。

 

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桜修館対策の教室案内

蒲田教室
平日14:30~21:30
土日13:00~18:10

都立大学教室
03-3723-0372
平日14:30~21:30
土日10:00~16:30

旗の台教室
平日15:30~21:30
土 13:00~18:10

等々力教室
平日15:30~21:30

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