脳を鍛える
桜修館脳を鍛える 星の日周運動
夜、星を観察していると、
星は東から西へしだいに動いていくのがわかります。
東の空に見える星座は、時間がたつと南の空高くへ移動し、
南の空に見える星座は西の空へと沈んで行きます。
また、北の空の星座は、北極星を中心に反時計回りで
回っているように見えます。
そして、一日たつと、ほぼ同じ位置にまた見えます。
このような、
空全体が東から西へ1日1回、
回転している見かけの動きを
日周運動と呼びます。
この星の日周運動は空全体が回転しているからではありません。
実際には、
観察している自分が立っている地球が回転しているため、
天体が動いているように見えるのです。
地球の自転は地軸を中心にして
1日1周、西から東にまわっていますが、
そのために星の動きは1日1周
東から西へまわっているように見えます。
星は1日1周(360度)ということから、
1時間で約15度(360度÷24時間)
ずつ動いて見えます。
北の空では北極星を中心にして反時計回りにまわって見えます。
南の空では星は東からのぼって南を通って西へ回るように見えます。
みなさん、星の日周運動がどのようになっているのか
しっかりと覚えておきましょう。
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