条件整理
適性理系 条件整理 ベン図を使って人数を数えよう!
今日は条件整理の方法のひとつである、
「ベン図」について説明していきます。
桜修館をはじめとする、
公立中高一貫校の条件整理でよく使うのは、
「表」「線分図」「ベン図」の3つ
です。
ベン図とは、集合を図式で表したもので、一つのまとまりを円を使って表します。
イギリスの数学者ジョン・ベンが考案したため、ベン図と呼ばれます。
ベン図は特に、
人数を求める問題
で、非常に役に立ちます。
じっさいの試験で、ベン図をかきなさいという問題は、出ませんが、
ベン図をかくことで、集合が目に見えやすくなります。
ベン図を使わないで、
頭の中で考えると間違えてしまうややこしい問題を、
ベン図を使うことで、
正確にはやく解くことができます。
クラスの人数が全部で41人で、
そのうち妹のいる人が19人、弟のいる人が24人、妹も弟もいる人が9人など、
条件にあてはまる人が何人かずついるとき、
ベン図をつかって人数を数えましょう。
ただし、書き方にもコツがあり、
わかりづらい書き方をすると、ミスしてしまいます。
下の図を見てください。
「19人」が指すのが、
赤い部分だけなのか、赤い部分と青い部分を合わせた部分なのかわかりづらいでしょう。
これでは、問題文の条件が複雑になると、ミスしやすくなってしまいます。
書き方を工夫しましょう。
このように、書き直すと見やすくなったのではないでしょうか。
このように、2つ以上の集合にまたがっている数値は、上の図のように
線で囲まれた内部ではなく、線上に書き込み、
2つ以上の集合にまたがっていないときにだけ、線で囲まれた内部に書き込むようにすると、
迷わずに考えることができます。
このように、
「解ける」と思った問題でも、
少しでも速く正確に解けるような工夫をする
ことが、桜修館の合否ラインを突破するためには重要です。
桜修館ノアでは、
できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する
ことを、授業を通じて伝えています。
このことを
30:70の法則
と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!
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