脳を鍛える
桜修館脳を鍛える 「熱の移動」は「温度の移動」ではない
「熱の移動」が起こります。
「温度の移動」だと考えると、かんちがいします。
気温20度の部屋に水温80度のお湯を置いておいたからといって、
気温および水温が平均の50度になるわけではありません。
ときどき、こういったかんちがいをする生徒がいるので念のため。
熱いお湯を部屋の中においてしばらくの間そのままにしておくと
お湯の温度は部屋の温度と同じくらいにまで下がります。
このように温度が異なる二つのものがふれ合っているとき、
それぞれのものの温度が変化して、
やがて同じ温度になります。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか。
温度の異なる二つのものがやがて同じ温度になるのは
温度の高いものから低いものへと熱が移動するからです。
この熱の移動は2つのものの温度に違いがなくなるまで続きます。
つまり、熱いお湯が部屋の温度と同じになったのは
お湯に含まれていた熱が部屋の空気に移っていき、
部屋と同じ温度になるまでお湯に含まれていた熱が移動したからなのです。
このように、
熱はものの温度を変えてしまうエネルギーの1つで、
ものから熱をうばうと温度が下がったり、
ものに熱を与えたりするものであることが分かります。
みなさん、熱の移動の仕方をしっかりと覚えましょう。
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