適性対策(社会)
適性文系 社会 2つの戦争と日本の動き②
今回は日露戦争前後の歴史を解説していきます。
明治政府は日米修好通商条約などの不平等な条約を結んだことで不利益をこうむり、条約を改正する必要に迫られました。
その矢先の1886年、イギリスのノルマントン号が沈没し、イギリス人の船員は助かりましあが日本人の乗客全員が亡くなるという事件が起こりました。
しかし、イギリス人は治外法権が認められていたため、日本の法律でイギリス人船長を捌くことはできませんでした。
これをきっかけにして、1894年、外務大臣陸奥宗光がイギリスとの間の治外法権の廃止に成功し、さらに1911年、外務大臣小村寿太郎がアメリカとの間で関税自主権の回復に成功しました。
このように、日本が国際社会でじょじょに力をつけていく中で1904年、満州を戦場としてロシアとの間で日露戦争が起こりました。
日本は東郷平八郎らの指揮によりロシア艦隊を破るなど勝ち進んでいきましたが、戦争を続ける力を無くし、ロシア革命が起こり、政権の交代したロシアとの間でポーツマス条約を結びました。
こうして日露戦争は終わりましたが、戦争により物価の上昇や暴動などの様々な問題が起こりました。
その後の1914年、ヨーロッパで第一次世界大戦が起こり日本は同盟国であったイギリス側について参戦しました。
大戦後の1920年、国際連盟が作られ、日本も加盟しました。
こうして国際社会の中で日本は地位を築きますが、国内では様々な差別などの問題があり、平和な社会をを目指して1925年に25歳以上の男子全てに衆議院選挙権を与える普通選挙制や治安維持法などが制定されました。
桜修館ノアでは、
できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する
ことを、授業を通じて伝えています。
このことを
30:70の法則
と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!
動画一覧
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