適性文系　社会　明治の新しい世の中➀ | 桜修館対策専門プロ個別指導塾

桜修館受験生のみなさん、こんにちは。

今回は、明治時代についての解説を行っていきます。

江戸幕府が開かれて後、幕府は鎖国政策により一部を除いて外国との関係を断ち切ってきました。

しかし、１８５３年、アメリカ合衆国の使節ペリーが４隻の黒船で浦賀（神奈川県）に来航し、鎖国を止め、外国との関係を復活させること（開国）を要求しました。

翌年の１８５４年、幕府は日米和親条約を結び下田（静岡）と函館（北海道）を開き開国しました。

さらに１８５８年、大老の井伊直弼は日米修好通商条約を結び、貿易を認めました。

日米修好条約は治外法権（日本の法律で外国人を捌くことが出来ないということ）を認め、関税自主権（日本が税金をかける権利）がないなど、日本にとって不利な条件のものでした。

開国後、生糸や茶などが外国に大量に輸出され、国内で品不足になり物価が上がったことで人々が不満を持ち、各地で一揆や打ちこわしが起こりました。

このように幕府に不満がたまる中で、幕府を倒し、天皇中心の世の中にしようという運動が武士たちの中で起こりました。

この動きの中で薩摩藩（鹿児島）と長州藩（山口）が薩長同盟を結び、幕府を倒す計画を進めました。

このような中で、１８６７年、十五代将軍徳川慶喜は政権を朝廷に返し（大政奉還）江戸幕府の時代は終わりました。

江戸幕府が滅びると、薩長連合を中心に明治政府が作られました。

明治政府は新しい社会の仕組みを作る改革である明治維新を進め、１８６８年五箇条のご誓文を発表し新しい政治の方針を定め、江戸を東京とし、年号を明治に改めました。

それまでの藩を廃止し県を定め（廃藩置県）大名にすべての土地と人民を朝廷に変換させました（版籍奉還）。

さらに江戸時代の身分制度を改め（四民平等）、産業を盛んにして強い軍隊を作る政策（富国強兵）を進めていきます。

そしてこれまでの年貢制を改め、土地の持ち主に税金を厳禁で払わせる地租改正をすすめました。



桜修館ノアでは、

できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する

ことを、授業を通じて伝えています。

このことを

３０：７０の法則

と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。

桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。

では過去問を学習する必要がないのかというと、

決してそんなことはありません。

過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。

大切なことは、過去問を十分に学習し、

２月３日の試験で、いかに過去問を応用するか

その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。

それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう！
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください！