適性対策(社会)
適性文系 社会 町人の文化と新しい学問➁江戸時代の文化が栄える
今回は江戸時代の主な文化について解説していきます。
江戸時代の前半である17世紀後半から18世紀初頭にかけて、それまでの武士の文化とは違う新し文化が生まれていきました。
この頃の文化を元禄文化と呼びます。
元禄文化は上方(京や大阪)を中心に栄えた、町人を主人公とした明るい文化です。
この頃の文学作品では、井原西鶴の「日本永代蔵」、「世間胸算用」、「好色一代男」などの文学作品や、俳句を芸術の域に高めた松尾芭蕉の「奥の細道」などが書かれました。
また、人形を使った芝居である人形浄瑠璃が作られ、近松門左衛門の「曽根崎心中」、「女殺油地獄」などが有名です。
絵画では、尾崎光琳の「かきつばた」、浮世絵を広めた菱川師宣の「見返り美人」などが描かれました。
この元禄文化が江戸へと伝わっていき、江戸時代の後半になると化政文化が生まれます。
化政文化は、元禄文化が上方で栄えたのに対して、江戸を中心に栄えた文化です。
皮肉やこっけいを楽しむ文化、川柳や狂歌が流行りました。
主な文学作品としては十返舎一九の「東海道中膝栗毛」のようなこっけい本や、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」といった伝奇小説が代表的です。
俳句では小林一茶の「おらが春」、「菜の花や 月は東に 日は西に」で有名な与謝蕪村など、より生活に密着した作品が生まれるようになりました。
絵画では錦絵と呼ばれる版画が流行り、喜多川歌麿の美人画、歌川広重の「東海道五十三次」、葛飾北斎の「富嶽三十六景」が有名です。
この様に江戸時代には現在の芸術や文学などにも大きな影響を及ぼす、様々な文化が生まれました。
桜修館ノアでは、
できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する
ことを、授業を通じて伝えています。
このことを
30:70の法則
と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!
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