適性対策(社会)
適性文系 社会 歴史 天皇中心の政治と日本風の文化➀
今回は天皇制と日本の文化について解説していきます。
天皇とは、もともと朝廷においての最高権力者に対する呼び名であり、現在は日本国の象徴とされている役職の事です。
593年、聖徳太子が推古天皇の摂政となり政治を行いました。この時代を奈良時代と呼びます。
この頃、聖徳太子は冠位十二階や十七条の憲法を作り、朝廷の政治の基礎を作り上げました。
また、仏教を保護して法隆寺を建立し、小野妹子ら遣隋使を隋に送って最新の政治や文化を学ばせています。
その後中大兄皇子と中臣鎌足等が乙巳の変で独裁を行っていた蘇我氏を倒し、646年大化の改新と呼ばれる政治的改革が行われ、唐の政治の仕組みを用いた新しい政治の仕組みが出来上がりました。
飛鳥時代は西暦700年代まで続き、710年に都が平城京へと移され奈良時代が始まります。
奈良時代には飢饉や流行り病などで世の中が乱れ、当時の天皇である聖武天皇は仏教の力によって世の中を治めようと考えました。
このために国分寺・国分尼寺や東大寺、大仏などが作られ仏教が広まり行基などの僧が活躍していきます。
また、このころ、遣唐使により唐との交易がおこなわれ、唐の僧である鑑真などから様々な文化や美術品などが持ち込まれ、これらは正倉院に収められました。
794年、都が平城京から平安京へと移され、平安時代が始まります。
平安時代は中臣鎌足の子孫である藤原氏が権力を持ち、摂政や関白などの職についていました。
9世紀に遣唐使が廃止されると、それまでの唐風の文化から日本独自の文化である国風文化が生まれ、かな文字の完成と共に源氏物語や枕草子などの宮中文学が書かれるようになります。
飛鳥時代から平安時代までの流れはこのようなものになります。
特に平安時代は中国(隋や唐)の影響から抜け出し、日本独自の文化が生まれる大事な時代です。
政治形態や文化の名前などをよく覚えておいてください。
桜修館ノアでは、
できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する
ことを、授業を通じて伝えています。
このことを
30:70の法則
と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!
動画一覧
- 適性文系(社会) トップページ
- 適性文系 社会 世界の中の日本⑤地球の環境問題
- 適性文系 社会 世界の中の日本④世界の様々な問題
- 適性文系 社会 世界の中の日本③国際連合のはたらき
- 適性文系 社会 世界の中の日本②第二次世界大戦後の世界の争い
- 適性文系 社会 世界の中の日本①スポーツや文化による交流
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々⑥オーストラリア
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々⑤ブラジル
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々④サウジアラビア
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々③中国とのつながり
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々②韓国(大韓民国)とのつながり
- 適性文系 社会 日本とつながりの深い国々➀アメリカ合衆国とのつながり
- 適性文系 社会 憲法と私たちのくらし④平和主義
- 適性文系 社会 憲法と私たちのくらし③基本的人権の尊重
- 適性文系 社会 憲法と私たちのくらし②国民主権
- 適性文系 社会 憲法と私たちのくらし➀
- 適性文系 社会 国の政治➃
- 適性文系 社会 国の政治➂
- 適性文系 社会 国の政治②
- 適性文系 社会 国の政治➀