適性文系　社会　徳川氏の天下②江戸幕府の成立 | 桜修館対策専門プロ個別指導塾

桜修館受験生のみなさん、こんにちは。

今回は江戸幕府に関して解説していきます。

１６００年の関が原の戦いに勝利した徳川家康は、１６０３年に征夷大将軍に任官されました。

これにより、家康は本拠地である江戸に幕府を開きます。

この幕府を江戸幕府と呼び、ここから始まる約２６０年間の時代を江戸時代と呼びます。

江戸幕府の支配体制は幕藩体制と呼ばれ、将軍の政府である幕府と、将軍の家来である大名の政府である藩によって行われていました。

大名とは１万石以上の領地を持つ武士の事であり、大名には以下の三つの種類が有りました。

・親藩大名　徳川氏の一族の大名

・譜代大名　古くからの徳川氏の家臣の大名。親藩大名とともに重要な地方に配置された。

・外様大名　関ヶ原の戦いの頃から徳川氏の家臣になった大名。江戸から遠い地方に配置された。

また、幕府は武家諸法度と呼ばれる大名の守るべき決まりを作り、大名を厳しく統制しました。

さらに三代将軍徳川家光はこの武家諸法度に参勤交代の制度を付け加えました。

参勤交代とは、人質として大名の妻子を江戸に住まわせ、大名は一年ごとに江戸と両地である「藩」に交代で移動させ続ける制度の事です。

この参勤交代では大名行列と呼ばれる大きな集団で移動し、そのために多くの費用が必要であり、藩にとっては大きな負担となりました。

また、幕府は木曽川のていぼう工事などの公共事業を多く大名に行わせることで大名の経済力を弱め、幕府に反抗する力を奪っていきました。

この他、幕府は全国の米の約４分の１を年貢として所有し、京都・大阪・長崎などの重要な都市や港、佐渡・生野などの鉱山などを独占し、富を集中させていました。

桜修館ノアでは、

できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する

ことを、授業を通じて伝えています。

このことを

３０：７０の法則

と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。

桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。

では過去問を学習する必要がないのかというと、

決してそんなことはありません。

過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。

大切なことは、過去問を十分に学習し、

２月３日の試験で、いかに過去問を応用するか

その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。

それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう！
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください！