グラフ・資料の読み取り
グラフ・資料の読み取り 世界と比べた日本の貿易額の特徴
このグラフからわかる、日本の貿易の特徴を、簡単に書きましょう。
まず、単位に注目しましょう。
縦軸の単位をみると、「貿易額」を表しているとわかります。
横軸の単位をみると、「西暦」を表しているとわかります。
つまり、このグラフは時間の変化とともに、
貿易額がどう変化しているのかを表した折れ線グラフだとわかります。
このように「変化」を表したグラフを考えるときは、
ある時期での額だけに注目するのではなく、
ことなる時期で、額がどのように変化しているのかに注目してください。
また、今回、2本の折れ線グラフが含まれているので、
輸出額と輸入額の「関係」に注目することも求められています。
輸出額と輸入額の「差」という関係に注目すると、
輸出額が輸入額を上回った額は「貿易黒字額」、
輸入額が輸出額を上回った額は「貿易赤字額」と解釈できます。
グラフで出ている時代では、
ほぼ輸出額が輸入額を上回っていますから、
この折れ線グラフは「日本の貿易黒字額の変化」を表しているともいえます。
特徴を記述するポイントとしては、
日本の貿易黒字額がどのように増減しているかに注目すればよいでしょう。
もし、輸出額または輸入額どちらかの変化だけを説明したり、
ある時期だけの貿易黒字額を説明した場合、
グラフの情報をごく一部分しか使っていないことになるので、
高得点は与えられません。
桜修館ノアでは、
できるかぎり少ない知識で、多くの問題に応用する
ことを、授業を通じて伝えています。
このことを
30:70の法則
と呼び、すべての受験生に徹底的に伝えています。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!
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