適性理系　計算力　スピードを上げるコツ 　桜修館対策専門プロ個別指導塾ノア | 桜修館対策専門プロ個別指導塾

計算スピードを上げるには、できるかぎり、筆算せずにすむ計算を暗算で行うことが重要です。

みなさん、九九は覚えているでしょう。

そのため、一ケタ×一ケタの掛け算なら一瞬で暗算できるはずです。

また、二ケタ×一ケタも暗算でやれる人は多いでしょう。

暗算がやりづらくなってくるのは、

二ケタ×二ケタ以上の掛け算ではないでしょうか。

とはいえ、

72×100

のような計算であれば、

筆算せずに暗算できるでしょう。

100は３ケタですが、0を増やすだけなので、

7200

とすぐ暗算できるはずです。

ところで、

100÷4

はいくつですか？

25ですね。

このように、

一ケタの割り算も暗算で答が出せたのではないでしょうか？

では、

72×25

の計算の答えはいくつですか？

筆算をする必要はありません。

72×25

を

72×100÷4

さらに順番を入れ替えて

72÷4×100

と考えてみてください。

1800

と暗算できたのではないでしょうか。

他にも練習してみましょう。

56×125

の計算の答えは？


・
・
・
・
・
・

7000

です。

56×125

は

56÷8×1000

と書きかえられるので、暗算できます。

どうでしょうか？

一見、複雑な計算が、工夫によって

暗算できることが分かりましたね。

みなさんの中には、

25を見たときに100÷4

125を見たときに1000÷8

なんて思いつかないよ！

という人もいるかもしれません。

でも、ぜひこの数は覚えておいてください。

覚えておくだけで、計算がかなり速く、間違えにくくなります。


いわゆる入試の「難問」のほとんどは、

簡単な基本問題がいくつか組み合わさったり、

計算の手順が多いだけにすぎません。


しかし、計算の手順が増えるほど失点の可能性は大きくなっていきます。

簡単な問題だからこそ、

「解けるからいいや」ではなく、

確実に速く解く

ような工夫が必要です。

桜修館ノアで、計算力を確実にし、

桜修館絶対合格をかちとろう！