場合の数
適性理系 場合の数 いもづる算で数え上げる場合
70円切手と90円切手がたくさんあります。
これらを自由に組み合わせて作ることのできない金額で
もっとも大きいものを求めなさい。
ただし、金額は10円単位とします。
「作ることのできない金額」
が問われています。
最初このタイプの問題はどうやって手をつければよいか
わからない生徒さんも多いようです。
まず、
「作ることのできる金額」を考えてみてください。
50円、60円。
出来ますね。
次に、100円。
50円切手2枚で出来ます。
次に110円。
50円切手1枚と60円切手1枚で出来ます。
このように、考えていくと、作れる金額は、
50、60、
100、110、120、
150、160、170、180、
200、210、220、230、240、
250、260、270、280、290
これより高い金額は50円切手を加えていけば、作れます。
たとえば、
430円なら
230円が作れるので、
それに50円切手4枚を加えれば作れますね。
よって、
作ることの出来ないもっとも高い金額は
190円となります。
このように、数え上げても出来ますし、
計算によってはやく求めることもできます。
A円とB円の組み合わせでできるもっとも高い金額は、
(A×B)-(A+B)
と求められます。
本問であれば、
(50×60)-(50+60)=190
より、190円と求められます。
桜修館の適性検査は、毎年、過去問とは異なる、ひとひねりもふたひねりもある問題が出題されます。
では過去問を学習する必要がないのかというと、
決してそんなことはありません。
過去問を笑う受験生は、過去問に泣きます。
大切なことは、過去問を十分に学習し、
2月3日の試験で、いかに過去問を応用するか
その応用力に磨きをかけることができれば、桜修館合格が見えてきます。
それでは、桜修館絶対合格目指して、がんばろう!
※問題の詳しい解説はぜひとも動画をみてください!