適性対策(文系)
桜修館過去問26年大問1より 解答らんの形式に合わせて書く
記述の問題の中でも、
解答欄に合わせる形で書かなければいけない問題もあります。
今回取り上げる平成26年の大問1もそのパターンです。
このような問題の場合、
空欄以外の解答欄の文章がヒントになっていると言えるでしょう。
(1)
ビーカーAのほうが、【 1 】から、【 2 】と考えられる。
(2)
ホッキョクグマのほうが、【 3 】から、【 4 】と考えられる。
明らかに、(1)と(2)で、
対比して書くことを求めていると言えるでしょう。
ビーカーの水の温度についての読み取り、
そこからホッキョクグマの生活につなげるのです。
ここが論理的なつながりです。
ビーカーの水は、
体積が大きいほうが水の温度が下がりにくい。
そしてホッキョクグマはマレーグマよりも大きい。
資料から読み取ったこれらの事実から、
ホッキョクグマは、
体が大きいから体温が下がりにくいということを導くのです。
だからホッキョクグマは、
気温の低いところでも生活できるのです。
適性検査の文系では、
論理的なつながりを意識しながら解いていくことが基本です。
ここでは解答欄の文章が、
論理的なつながりを導くヒントになっていますよ。