適性対策(文系)
桜修館過去問27年大問2より 指定された資料を必ず使う
問題で聞かれていることに答えていないというパターンです。
適性検査のテストを受けると、
受けた直後は自分は結構できた気でいるのに、
実際にテストの結果が返ってきてみると、
自分で思っていたような点数が取れていないというケースがよくあります。
これは、
問題で聞かれたことに答えずに、
自分勝手に答えてしまい減点されるというパターンなのです。
今日は桜修館の過去問から平成27年の大問2を見てみましょう。
問題のポイントは、
図3に示したみかんとバナナの値段が、
図4に示した給料の平均額のグラフと比べて、
どのように変化しているかということです。
この時に必ず、
図3と図4の内容をともに含めて解答をしなければいけません。
当たり前のことですが、例えば、
みかんとバナナの値段の変化を比べるような解答をしてはいけないのです。
この問題の場合はそのように読み違えることは少ないかもしれません。
しかし、問題が複雑になってくる、
もしくは解答時間が制限されて焦っている、
そのような状況では、
読み違えが起きる可能性がかなり高くなるのです。
この問題では、
みかんもしくはバナナの値段の変化と、
給料の平均額の変化を比べなければいけないのです。
読み違えについては、
適性検査を受けたことのある生徒のほとんどが経験したことがあるのではないでしょうか。
読み違えはどうしても起こるものだということを意識して、
そのミスをいかに減らしていくかを考えていくことが大切です。