合否一題　H２４　適性検査　1⃣問題１　地味な計算力が合格への分かれ目 | 桜修館対策専門プロ個別指導塾

桜修館

合否を分けるこの１題

Ｈ２４　「1」

桜修館では定番の資料の読み取り。

設問をきちんと読み、資料から拾い出すと考えると決して難解とは思えません。

しかし、この処理の時間と正確さで結果はかなり違ってきます。

今回は「計算方法」について考えます。

この資料のように４－５ケタの数字が１１個たてに並んでいて、

「問題１」のように合計を求める場合、順当に５ケタ４ケタを足してもよいのですが、

想像以上に計算力が必要です。

 

そこで、定規などを利用して、一の位から「たてに一ケタずつ」足していきます。

通常の筆算でケタの大きなものを扱うより、暗算がしやすい上、繰り上がりの

計算処理が簡単です。ケタ数ごとに数字が並んでいない場合にはさらに有効です。

実際に試してみてください。

さらに「問題２」でも「問題１」で求めた数値を利用するため、いっそう「問題１」の

計算の正確さが大切になります。

計算力を直接問うわけではないので見落としがちですが、統計資料以外にも

速さや距離を複数個求める場合や割り切れない数値を概数で求めたりと

わずかな「誤差」が出やすい状況がほとんどです。

「たかが計算、されど計算」なのです。

 

こういった一問一問の積み重ねが合否を分けるのです。