合否一題　H２３　適性検査　1⃣問題３　面積の計算 | 桜修館対策専門プロ個別指導塾

面積計算の問題です。

円の面積計算ですが、当然のことながらひねりがあります。

ここをしっかりと解きほぐして解答できた生徒は合格に近づいたことでしょう。

ということで、平成２３年の合否一題は、1⃣の問題３となります。

この問題は、円の面積から直径を求める問題です。

しかし、円の面積も具体的に記されているわけではない。

問題の条件から求めていかなければいけません。

「観測場所の広さは中央広場の面積の３％より大きく５％より小さい広さ」

と書かれています。

中央広場は地図上で１辺が２ｃｍですから、実際の長さは、

２×２５０００＝５００００ｃｍ＝５０ｍ

です。

従って正方形の面積は、

５０×５０＝２５００㎡

になりますね。

その３％と５％は、

２５００×０．０３＝７５㎡

２５００×０．０５＝１２５㎡

です。つまり、円の面積が７５㎡以上１２５㎡以下になるということですね。

円の面積＝半径×半径×３．１４ですから、

７５÷３．１４＝２３．８……

１２５÷３．１４＝３９．８……

となりまして、つまり、半径×半径が、２３．８と３９．８の間にならなければいけないということですね。

そうすると、同じ数を２回かけて２３．８と３９．８の間になる数字を探しますと、５と６が見つかります。

これが半径ですから、直径は２倍して求めればよいですね。

１０と１２。もしくはその間の１１でもよいですね。

円の面積の問題に、割合や、大小の関係などが絡み合っています。

一つ一つ解きほぐしながら、こんがらがることのないように解いていきたい問題ですね。