合否をわけた一題
合否一題 H28 適性検査 2⃣問題1 歴史の問題
桜修館入試ではあまり歴史の問題が出題されてこなかったこともあり、面食らった生徒も多いでしょう。
理科や社会はあまり勉強していなかった受験生さえ多かったかもしれません。
ということで、平成28年の合否一題は、2⃣問題1の歴史の問題です。
まずは3代将軍が行ったことです。
ここでいう3代将軍とは足利義満のことで年表に名前が書かれています。
とはいえ、室町幕府の3代将軍が足利義満だと知らないようでは、合格がかなり遠のくと考えてよいでしょう。
また、➀の文章に、寝殿造という言葉があります。
平安時代の貴族の邸宅であることは、やはり常識として知っておくべきところです。
これらの知識を土台として、論理的に思考を進めます。
武士である足利義満が、あえて貴族の邸宅の形式を取り入れた。
同様に足利義満が行ったことは何か。
年表から探します。
足利義満が行ったこと自体、1つしか年表にはありませんね。
解答は、
3代将軍足利義満が、朝廷を意識して貴族と同等な高い地位についたこと。
となります。
桜修館発表の解答は、漢字が使われていなかったり、てにをはがおかしいようにも思えますが、しっかりと正確に書けるようにしておきましょう。
ということで、問題1は後半もありますが、合否一題はここまでにしておきましょう。
試験を受ける際に、苦手分野を作ってはいけません。
それを克服するための時間は十分に与えられているはずです。
理科や社会が苦手だと自分に言い訳をし続けているといつまでも得意にはなれません。
苦手を克服するには、時間をかけて勉強をするほかはありません。
苦手だからと放置しておくと、どんどんと分からなくなっていき、さらに苦手になるという悪循環になってしまいます。
苦手分野をなくせば、入試にも自信を持って臨むことができますよ。
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