合否をわけた一題
合否一題 H27 適性検査 1⃣問題1 速度の問題
計算も小数で複雑になっています。
この問題をア~エまですべて正解することが
合格への大きな条件になっています。
特にエは非常に難しい計算問題となっています。
まずはア
これを間違える人は合格からかなり遠ざかると考えてよいでしょう。
直径×3.14=21×3.14=65.94cm
四捨五入の位置を必ずチェックしてから解答します。
65.9cmです。
イは何を選んでもよいでしょう。
いくつかの中から選択できる場合には、
配点が同じ問題ならば、簡単に解けるものを選びたい。
配点に違いがあるならば、高得点が見込めそうなものを選びたい。
という基準になります。
ここでは、配点は同じでしょうから、できるだけ簡単に解けるものを選びたいですね。
大差はなさそうですが、実験6が相対的に簡単そうですね。
イには6を選びました。
そうするとウは、秒速を求めますから、道のり÷時間です。
道のりは6回転分、時間は4秒ですから、アで求めた数値を使って、
65.94×6÷4=98.91cm/s
となります。
四捨五入して98.9が答ですね。
最後にエです。合否の境い目の問題ですね。
実験1から実験6まですべての結果を使います。
やはり速さを求めますから、道のり÷時間ですね。
道のりの合計は、
65.94×(12+15+13+25+14+6)=5604.9cm
です。
時間の合計は、
7+8+10+16+10+4=55秒
です。
速さは、時速に直すことに注意して、
5604.9÷55×60×60÷100÷1000=3.66……km/h
となりまして、四捨五入すると、3.7となりますね。
最後の式は、割り算を最後にする、55で割るという作業を掛け算よりも後にした方がよいでしょう。
先に割り算をすると、割り切れない時に四捨五入により誤差が生じてしまいます。
この辺りの計算も早く正確にこなせることが、桜修館合格のポイントですね。
ただ、実際の45分の試験時間では、最後の計算は捨てて他の問題に進むことをお勧めします。
極度に緊張した本番の試験中にこのレベルの計算を行うと、ほぼ計算ミスをすることになってしまいますので、計算力に自信がない場合は飛ばしましょう。
他の問題でも十分合格点に達します。
こうした考えも重要です。
それでは、桜修館絶対合格目指して、頑張ろう!
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